この度、安達株式会社では福祉事業部を新たに創設致しました。
弊社の4代目にあたる私、安達絹一郎(あだちけんいちろう)は、生まれ育った
山形の地で障害福祉サービスである“放課後等デイサービス”を開業させていただ
く運びとなりましたことを併せてご報告いたします。
私は、東京や千葉において10年近く障がいをもつお子さんへの療育支援に従事し
てきました。お子さんをはじめ、保護者・ご家族の方、学校関係者等がそれぞれ
固有の悩みを抱えていらっしゃることを目の当たりにしました。 一人ひとりが抱
えている悩みや問題はそれぞれ違います。だからこそ、一人ひとりに合った療育
が求められると思います。弊社の福祉事業部が立ち上げる放課後等デイサービス
ミライスクール深町校(令和4年6月1日開業予定)では、3つのサービスを主軸に
療育支援をご提供させていただいております。1つ目は、お子さんの発達障害に応
じたオーダーメイド式の療育プログラムをご提供いたします。また、2~3人程度
のグループを構成し、アナログゲーム(ボードゲーム等)や身体を動かした遊び
を通して小集団療育も実施しております。個別療育、小集団療育に加えて、ご家
庭や学校等機関との連携を深める保育所等訪問支援を業務の一環としておりま
す。このようにさまざまな方向から子どもさんへの支援をご提供してまいりま
す。弊社共々、今後とも宜しくお願い致します。
弊社の事業に生糸および絹織物、製造事業がございます。(カイコから繭、生 糸、織物、製造まで。)当事業の地道な「ものを作り」を大切にする心を売り手 の心に添えて進んでいく精神を大切にしてきました。こうした丁寧に真摯に向き 合う姿勢はどの業界でも通用すると考えています。今回、新たに立ち上げる福祉 事業部においてもこのような精神は継承していきたいと考えております。そこで 繭を人という字にして、“人と人が支え合う、つまり職員同士が協働し、障がいを 持つ子どもさんに真摯に向き合い丁寧なサービスを提供し、職員と子どもがとも に成長し合う”という想いをロゴに込めました。